ヤリイカ釣り前編と釣り船の予約

2024年03月01日

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2月の上旬ですが、ヤリイカを釣りに千葉県の勝山港にあります「萬栄丸」さんに乗船しました。

メンバーは同じデルタプラスの千葉さん、仲の良い不動産会社のOさんの3名です。

船に乗っての釣りと聞くと、自分の船や船舶免許を持っているの!?高いお金を払って船をチャーターするの!?と思われるかたもいらっしゃるようですが、基本的には様々な港にある船宿(釣り船屋さん・遊漁船を「ふなやど」と呼びます)の乗合船に乗ることになります。

 

時期や場所によって狙う釣りもの(対象魚)が変わりますので、出船している釣りものを確認して船宿を選びます。それが今回はヤリイカだったということです。

 

 

【釣り船の乗り方】

 

「千葉県 釣り船」といったように候補のエリアで検索をすると、いろいろな船宿のホームページがでてきます。

ホームページには、現在出船している釣りものや、最近の釣果が書かれていますので、「何を釣りに・どの船に乗るか」を決められます。

 

釣りもの・船宿が決まったら、ホームページ書かれている電話番号(ほぼ携帯番号です)に電話をして、

例えば「3月16日(土)のヤリイカ船、●名乗れますか?」といった具合に予約をします。

ここで気を付けたいところは、釣り座(船での座る場所)の確保もしてもらうことです。

釣り座の確保をしておかないと、当日、一緒に行った人とバラバラに座ることになる場合もあります。

 

船の先から見て、左側が左舷(さげん)、右側が右舷(うげん)、船の先がミヨシ、中央部あたりを胴の間(どうのま)、後ろ側を(トモ)と呼び、基本的にはミヨシやトモが有利であると言われ競争率が激しいです。(ミヨシは前、トモは後ろと広範囲にさぐれる。また、餌を撒くような釣り(コマセ釣り)では餌が潮の流れでどちらかに集まってきます)

 

電話予約時にミヨシやトモは取れません。一緒に行く人と仲良く楽しむなら「胴の間で良いので、●名並びで席取ってください」と伝えましょう。

 

予約時に席を取らない場合の釣り座は基本的に先着順になりますが、人気の船宿ではミヨシやトモが空いている可能性は限りなく低いです。いったい何時に来たの?と聞きたくなる早さで常連さんに取られますし、近くに住んでる人なんかは前日の夕方頃に席だけ取りに来ます。

 

不公平感がすごいので、くじ引きで釣り座を決める船宿もあります。(胴の間に並びで座りたい場合はくじ引きに参加しない)

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他には、「竿やリールなどのレンタルはあるか」・「仕掛けや錘は船で売っているか」・「集合・出船・帰港の時間」・「駐車場の場所やとめ方」も確認すると良いです。

 

道具のレンタル・仕掛けなどは、ほとんどの船宿にあるような印象ですが、仕掛けや錘が船で売っていない場合は釣具屋さん(キャスティングや上州屋が有名です)で事前に購入する必要があります。釣りものごとに専用の仕掛けが売っていますが、針の大きさ・糸の太さが何種類かありますので、店員さんに「どこの船で何を釣るか」を伝えればベストな仕掛けを教えてくれます。錘の重さだけは予約時に船宿に聞いて、言われた重さの錘を買いましょう。

 

準備が整ったら、天気予報を見ながらワクワクしましょう!

雨でも出船はしますが、つらい気持ちになります。波や風が強い場合は出船中止になりますので、前日の夕方に出船するかの確認電話をします。天気が良くないことが確定しているような場合は(雨降りはイヤだな・・・寒すぎるな・・・含め)迷惑にならないように早めに船宿にキャンセルの連絡をしましょう。

ゴム長靴は忘れずに。夏以外は少し暑いくらい着込むのが良いです。船上は寒いです。暑ければ脱げば良いです。

万が一濡れた時に備えて雨がっぱがあると良いです。(ワークマンのレインウェアは安くて高性能です)

 

かなり長くなってきましたので、2回にわけたいと思います。

次回は実釣編です。